フランス語とは一体どんな言語なのか。
ここではメジャーな外国語である英語と比較しながらフランス語の特徴を洗い出していくぜ。
フランス語の特徴を義務教育で必須の英語と比較してみたいと思います。
本項を読み終えた後は、フランス語が英語に比べて難しいと言われる理由がハッキリするはずです!
しかし、実は難しいというのは先入観であって、実は英語よりも馴染みやすい部分もあるのも事実です。
この記事を読んで分かること
英語と比較した際のフランス語の特徴(文法、発音)
予の辞書に不可能という文字はない。(impossible n'est pas français)
さあ、ここからフランス語の大まかな特徴を掴み前進するのだ!
この記事を読めばフランス語の構造や正体が少しハッキリするぜ。
フランス語の特徴 ~文法編~
名詞に性別がある
すでにご存知の方も多いかと思いますが、フランス語の名詞には性別があります。
性別は男女となっており、すべての名詞という名詞に性別が存在します。
どうやって性別を見分ければ良いのか?という疑問が多くの人にあるはずです。
フランス語の名詞は語尾の形によって性別を見分けることが出来ます。(見分けられない場合もあります)
男性名詞と女性名詞の二つがあることによって、冠詞も英語より多くあります。
英語の名詞には性別がないから、冠詞はaもしくはtheになる。
しかし、フランス語では、性別があることによってun, une, le, la, lesと5つの冠詞を使い分ける必要がある。
最初は複雑かもしれないが、また詳しく説明するから安心してくれ。
形容詞が名詞の後に来る(一部例外もあり)
英語では、名詞の前に形容詞を置くのが通例です。
しかし、フランス語では名詞の後に来るのが一般的。
ここで、「日本人のボス」というフレーズを例として見てみましょう。
例:日本人のボス
英語 🇬🇧:japanese boss
フランス語 🇫🇷:chef japonais(シェフジャポネ)
japonaisが「日本人の」という形容詞にあたり、名詞であるchef(上司)を後ろから修飾
つまり、英語でオレを呼ぶときはjapanese bossだ。
フランス語でオレを呼ぶならchef japonaisだ。
フランス語では形容詞の位置に気を付けてくれよ、頼むぜ。
しかし、いくつかの形容詞では例外的に名詞の前に置きます。
形容詞が名詞の性と数に一致する
英語の形容詞の使い方とフランス語の形容詞の使い方を比較してみましょう。
フランス語では、名詞の性と数(単数・複数)に応じて形容詞が変化します。
英語の形容詞
Japanese girl
Japanese girls(形容詞であるJapaneseは、単数複数ともに不変)
フランス語の形容詞
fille japonaise (形容詞であるjaponaisは、女性複数名詞 fillesにかかるので末尾にeが付きます)
filles japonaises(形容詞であるjaponaisは、女性複数名詞 fillesにかかるので末尾にesが付きます)
フランス語の話し言葉でイケメンはbeau gosse(ボゴス)って言うぜ。
BG(ベージェー)と略された形で使われることも多い。
かつて一世を風靡したHGみたいだな。ボスじゃなくて、オレのことをBGと読んでくれても構わないぜ。
二人称に敬称がある
英語の二人称はすべてyouですが、フランス語には親称と敬称があります。
"tu"が親称にあたり、 "vous"が敬称にあたります。
要はフランス語にも、日本語同様にタメ語と敬語があるってことだぜ。
動詞活用が多い
フランス語は英語に比べると動詞の活用が少し複雑です。
英語と比べて、フランス語はどのように活用が異なるのか見ていきましょう。
「行く」にあたる英語のgoとフランス語のaller(アレ)を比較
| 日本語 | 英語 | フランス語 |
|---|---|---|
| 行く(動詞の原形) | go | aller |
| 私は行く | I go | Je vais |
| 君は行く | You go | Tu vas |
| 彼は行く | He goes | Il va |
| 彼女は行く | She goes | Elle va |
| 私たちは行く | We go | Nous allons |
| あなた(方)は行く | You go | Vous allez |
| 彼らは行く | They go | Ils vont |
| 彼女らは行く | They go | Elles vont |
確かに、英語の活用と比べるとフランス語の動詞活用は複雑だ。
しかし、毎日続けていけば段々と慣れていくから、心配はご無用だぜ。
動詞の熟語表現が英語よりも少ない
英語はgetやtakeなどを用いた慣用表現がたくさんあります。(例:get up, take offなど)
しかし、フランス語は英語に比べるとこのような表現の数は少ないです。
| 日本語 | 英語 | フランス語 |
|---|---|---|
| 乗る | get on | monter |
| 降りる | get off | descendre |
| (明かりなどを)付ける | turn on | allumer |
| (明かりなどを)消す | turn off | éteindre |
英語のget out(降りる)はフランス語でdescendreの一言で表現できます。
続いて、take off(離陸する)はフランス語でdécollerと表すことが出来ます。
英語ではこういった熟語が多く、便利な反面、その多さ故にこんがらがってしまうことも珍しくありません。
しかし、フランス語ではこのような表現頻度が英語に比べ少ないのは明らかです。
これはフランス語の特徴であると同時に利点でもあると考えられます。
フランス語の特徴 ~発音編~
フランス語の発音は規則に従っている
英語とフランス語の発音がどのように異なるのか見ていきましょう。
英語の発音
英語の発音は、たとえ同じアルファベットでも不規則
例:car(カー:車), age(エイジ:年齢)
同じ"a"でも単語によっては発音の仕方が「ア」、「エ」と異なります。
そのため、初見の英単語に出くわすと、どう発音すれば良いのか分からない場合があります。
フランス語の発音
✔︎ フランス語の発音は規則的(発音はルールに基づいている)
例:amour(アムー:愛)、paradis(パラディー:天国)
aは「ア」としか発音しない
このように、フランス語の発音はある規則から成り立っています。
ここでは、代表的な発音の具体例として上記二項を紹介しましたが、他にも発音のルールはまだまだあります。
それらのルールを知ることで、フランス語は初見の単語であってもしっかりと発音を抑えることが可能です。
英語のin, imはフランス語ではアンと発音するぜ。
つまり、フランス語にはインと言う発音がないんだな、これが。
発音しないアルファベットがある
フランス語には発音されないアルファベットが幾つかあります。
そのうちの代表的なものを2つ紹介します。
① 語尾のS
単語の一番後ろのsは発音されない → 単数形と複数形の発音は同じ
例:fille(フィーユ)、filles(フィーユ)
② フランス語のH
単語中のhは発音されない
例:Harajuku(アラジュク:原宿)、histoire(イストワー:歴史)
ヒロシです。
オレの名前はフランス語だと、「イロシ」と発音されるとです。
誰だか分かりません・・・。
相変わらず、哀愁が漂うな。
これはフランス語あるあるだ。
名字や名前にHがある人は、呼ばれ方が異なるんだぜ。
単数形と複数形の発音が同じ場合、どうやって複数形を聞き分ける?
定冠詞または不定冠詞、前後の文脈、動詞の活用から判断します!
フランス語の発音が難しいと言われる理由
フランス語の発音が難しいと言われる理由は主に2つ挙げられます。
発音を難しくさせている要因は、Rの発音と鼻母音だぜ。
Rの発音
まず、日本人のとって最初の鬼門が"R"の発音。
英語のRでもなければ、イタリア語やスペイン語の巻舌のRとも違います。
ドイツ語のRの発音を弱めた感じに近いような。
Rを強調しすぎてしまって、程よい感じのRを言うのが難しいことも。
フランス語を始めたての頃は、tarte au citron(レモンタルトの意味)とフランス語で正しく綺麗に言うのが結構難しかったりします。
tarte au citron
おや、ネイティブさんのご登場かい?
フランス語のRの発音は強いていうなら、痰を吐く時の感じに近いと言えなくもない。
大事なのは、自分が分かりやすいようにイメージすることだぜ。
鼻母音
鼻母音は鼻にかかる発声をする母音を指します。
日本語の母音数が5個(あいうえお)であるのに対し、フランス語は実に16個もの母音があります。
日本語の三倍以上の母音を使い分けてるって凄いですよね。
聞き分けるのも使い分けるのも難しいです。
発音についてこちらのサイトで詳しく説明されていますので、よろしければご覧ください!
英語ができなくてもフランス語は出来る?
英語の文法構造の知識があればフランス語の理解のスピードは早いですし、フランス語には英語と似ている単語が多くあります。
すでに、ラテン語派生のイタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ルーマニア語のどれかの知識があればフランス語の習得スピードは早いです。
たとえ、どの言語の知識を持っていなくとも、最終的に語学の上達を決めるのは、続ける熱量と学びたいという好奇心だ。
これに勝るものをオレは知らない。だから、悲観することはないんだぜ。
予の辞書に不可能はない。
ナポレオンさん、本日2度目のお出ましか。
アンタが言うと説得力があるぜ。
まとめ
今日はここまでだ。最後まで読んでくれて感謝するぜ。これで少しはフランス語の正体が明らかになったな。