今日はフランス語の色にまつわるエトセトラを見ていくぜ。
日常の中でも使いやすい表現だから要チェックだ。
この記事を読んで分かること
・フランス語の色の名称
・フランス語の色を用いた表現(白、黒、赤、青、黄色、緑、栗色、ピンク)
・名詞の性と数に一致しない色のニュアンスを伴う形容詞
La couleur est mon obsession quotidienne, ma joie et mon tourment.
色は私自身の喜び、そして悩みの種であり、それは私に一日中とりついて離れないものだ。
これは、興味深い一節だ。
巨匠の言うことは、やっぱりどこか違うぜ。
人間をより豊かに独創的にするのは芸術かもしれないな。
色を用いた表現
白:blanc(che)
blanc(che)を用いた表現
✔︎ blanc comme un linge:血色の悪い → pâleと同義語
✔︎ donner carte blanche:全て任せる
✔︎ noir et blanc:白黒の
✔︎ la viande blanche:白身肉(鶏肉、鴨肉など)
✔︎ arme blanche:刀剣類 → 対義語はarme à feu
✔︎ voter blanc:白票を入れる
✔︎ C'est bonnet blanc et blanc bonnet:似たり寄ったり
blanc(he)と関連付けて覚えたい単語
blanchir:白くする、潔白を証明する
se blanchir:白くなる、自分自身の潔白を証明する
白くするなら、オレ率いる洗浄液の出番だ!フランスで俺を知らないヤツはいないぜ!
スーパーで陳列されているのを見た時は思い出してくれい!
アンタが有名なMr.Propreさんか。
ちなみに俺はまだアンタの世話になったことがないが、そろそろかもな。
黒:noir(e)
noir(e)を用いた表現
✔︎ il fait noir:暗くなる、夜になる
✔︎ travailler au noir:不法労働する
✔︎ voir tout en noir, avoir des idées noires:すべてを悲観する
✔︎ marché noir:ブラックマーケット
✔︎ l'humour noir:ブラックユーモア
✔︎ noir sur blanc:明白に
noir(e)と関連付けて覚えたい単語
noircir:黒くする、悲観する
se noircir:黒くなる
フランスで使われている今日のブラックユーモアとは、私が1940年に出版したAnthologie de l'humour noirから来ている。
また、私はシュールレアリスムの父とも形容される。以後、どうぞお見知りおきを。
まさか、こんなところでアンドレ・ブルトンさんをお目にかかれるとはな。
アンタの話を聞くと、フランス人がブラックユーモアが好きなのも納得がいくぜ。
灰色:gris(e)
gris(e)を用いた表現
✔︎ la carte grise:車の登録証
✔︎ la matière grise:頭脳
✔︎ Il fait gris:どんより曇っている
✔︎ avoir des cheveux gri:白髪混じりの
✔︎ être gris:ほろ酔いの
gris(e)と関連付けて覚えたい単語
griser:灰色にする、軽く酔わせる、陶酔させる
se griser:酔う、陶酔する
白髪混じりの頭はgrisonnementとも形容され、「白髪になり始める」という動詞はgrisonnerを用いるぜ。
赤:rouge
rougeを用いた表現
✔︎ croix rouge:赤十字
✔︎ voir rouge:カッとなる
✔︎ être dans le rouge:財政困難にある
rougeと関連付けて覚えたい単語
rougir:顔を赤らめる
これは日本語でも共通だが、rougeには共産党のという意味もあるぜ。
青:bleu(e)
bleu(e)を用いた表現
✔︎ carte bleue:クレジットカード
✔︎ la grande bleue:地中海
✔︎ avoir une peur bleue:
✔︎ être un cordon bleu:料理上手の
bleuのニュアンスを含む色表現
bleu ciel:スカイブルー
bleu marine:マリンブルー
bleu clair:ライトブルー
bleu foncé:ダークブルー
サッカーではフランスチームをles bleusと形容し、Allez allez les bleusと応援するのが定番です!
フランスにはcordon bleuという日本で言うヒレカツみたいな料理がある。
スーパーなんかにも売ってるから、是非試食してみてくれ。
黄色:jaune
jauneを用いた表現
✔︎ jaune d'oeuf:卵黄
✔︎ rire jaune:失笑する
✔︎ une foie jaune:臆病者 → peureux, lâcheと同義語
jauneと関連付けて覚えたい単語
jaunir:黄色くなる、黄ばむ
jaunasse:黄色っぽい
jaunissement:黄色くなること
栗色:marron
marronを用いた表現
✔︎ être marron:騙される → arnaqué, escroquéと同義語
✔︎ tirer les marron du feu:有効活用する
緑:vert(e)
vert(e)を用いた表現
✔︎ avoir la main verte:農作業、庭いじりが得意な
✔︎ donner le feu vert:許可する
✔︎ se mettre au vert:田舎で休養する
vert(e)と関連付けて覚えたい単語
verdir:緑になる、緑色にする
verdoyant:緑に覆われた
ピンク:rose
roseを用いた表現
✔︎ envoyer sur les roses:追い払う → 同義語はenvoyer balader
✔︎ voir la vie en rose:人生を楽観視する
✔︎ voir des éléphants roses:幻覚を見る
✔︎ Ce n'est pas (tout) rose:厳しい、楽ではない
roseと関連付けて覚えたい単語
rousir:バラ色にする、赤く染める
La vie en roseと言えば、フランスが世界に誇る歌手、Édith Piaf(エディット・ピアフ)だ。
彼女の人生は楽観とは程遠い波瀾万丈に溢れたものだが、そんなピアフが歌うからこそ心の琴線を刺激するんだろう。
その他の色表現
その他の色表現
irisé:虹色の
tricolore:3色の
multicolore:多色の
※ 名詞の性・数に一致しない色のニュアンスを表す形容詞
色のニュアンスを表す場合
通常、色を表す形容詞は名詞の性と数に一致しますが、色のニュアンスを表す場合(形容詞が二つかかる場合)は例外的に一致しません。
間違いやすいところなので、この際にしっかり押さえておきましょう!
例
✔️ des manteaux vert foncé:いくつかの深緑のコート
✔️ des pulls jaune pâle:いくつかの淡黄色のセーター
✔️ des jupes bleu vif:いくつかの鮮やかな青色のスカート
たとえ複数であっても、女性形だったとしても、色の詳細を決める形容詞が後ろにかかっているので、2つの形容詞は無変で単数のままになります。
今日はここまでだ。最後まで読んでくれて感謝するぜ。これを機に色を用いた表現方法をしっかり覚えるんだぜ。